患者友の会共催勉強会を開催しました
5月19日(日)、烏山区民センターにて毎年恒例の患者友の会との共催勉強会を開催しました。今回は検査データの見方と本院の災害対策についてお話いたしました。
検査データの見方では、「ご自分でデータを読んでみましょう」と題し、上田看護師が口演を行いました。どうして血液検査をしないといけないのか、データが悪いままだとどうなるのかといった疑問に答える形で、基本的な透析の仕組みから、尿素窒素(UN)、アルブミン(Alb)、ヘモグロビン(Hb)、カリウム(K)、リン(P)、といった代表的なデータについて、変化の理由、治療法、関連する薬剤についてわかりやすく説明をしました。
災害対策では「本院の災害対策への取り組みと患者様のできること」と題し、斉藤臨床工学技士が口演しました。本院の災害対策への取り組みと設備・備品の説明、災害に対し日ごろから心がけておくこと、透析中/透析中以外に災害が起こった際にどのような対応を取ったらよいかなどをお話いたしました。また、災害時には本院のみで事を解決することは非常に困難であるため、東京都の医療機関が連携し結成されている東京都区部災害時透析医療ネットワークのご紹介もしました。
昨年の勉強会では、災害時のシミュレーションとしてメールの即時返信ゲームを行い、停電時に使えるヘッドライトを一番返信の早かった方にプレゼントしました。今回は透析に関するクイズを5問出題し、それをメールにて返信する形を取りました。全正解で返信してくださった2名の方に、本院のロゴの入ったモバイルバッテリーをプレゼントいたしました!