最新型全自動透析装置GC-110N
本院では株式会社ジェイ・エム・エス(本社:広島市)社の最新型全自動透析装置「JMS 透析用コンソール GC-110N」を導入(世田谷区初!)しています。
「JMS透析用コンソール GC-110N」は、日本人工臓器学会認定の2006 年度技術賞を受賞しています。
「JMS 透析用コンソール GC-110N」は極めて清浄化された透析液を利用することにより簡便かつ合理的に血液透析業務を自動化した世界で初めての透析用モニターです。日本人工臓器学会技術賞とは、人工臓器の臨床分野や産業分野での貢献が多大である技術(ハードウエアとソフトウエア)の発明・開発を担った個人あるいは団体を表彰するものです。
「JMS 透析用コンソール GC-110N」の特長
1.生理食塩水(生食)の代わりに清浄化された逆ろ過透析液を使用することにより大量洗浄が可能となり、溶出物、残留物の十分なWash outが可能です。即ち体にやさしいより綺麗な回路が使用されることになります。
2.自動化により、手技操作の標準化・治療の均一化が可能です。
3.標準化された手技操作により医療事故の危険性を低下させます。
4.自動化に伴う操作回数の減少により接触感染事故などの危険性を低下させます。
5.安全で効率的な治療を行うことが可能となり、本来必要な患者さまのケアに十分な時間を確保できます。
本院でオンラインHDFを実施する場合には、通常の補液においても生食の代わりに清浄化された逆ろ過透析液を使用する「JMS 透析用コンソール GC-110N」を用います。同透析装置においては二週間に一回全台の細菌及びエンドトキシン測定が義務づけられており、透析液の高度な清浄化の維持と継続に努めます。
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