慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)
院長ブログ
第38回日本腎臓学会東部学術大会に出席してきました。
会場は六本木アカデミーヒルズ40。六本木ヒルズ「森タワー」の40階に位置し、1フロア約4,500m2を最大限利用できるスペースでした。各会場を同じフロアのみで行き来出来たのはとても快適でした。
今回のテーマはCKD is common and treatableでした。
CKDは慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)のことで、日本には400万人以上の方がそれに相当(すなわち、珍しい病気ではなくいわゆるcommon disease、よくある病気)するのに対し、腎臓専門医は3000人弱しかいません。
しかし、早期発見、早期治療が出来れば治すことが出来、透析も防ぐことが出来る、すなわちtreatableです。今回の学会には1600人を超える方々の出席があり盛況でした。学会で学んだことも日々の診療に活かせるよう、今後も頑張っていきたいと思います。
日本腎臓学会より出された「CKD診療ガイド」はWeb上にも公開されています。