院外にも自動体外式除細動器(AED)を設置いたしました
お知らせ
院内用のAEDに加え、院外正面玄関の柱に緊急の際近隣の方が誰でも使用できるようAEDを設置いたしました。
消防庁発表の『救急・救助の現況2016』によると一般市民が目撃した、心原性心肺機能停止の傷病者数は2万4,496人、このうち一般市民が心肺蘇生を実施したのは1万3,672人でした。心肺蘇生を受けた傷病者の1ヵ月後生存率は16.1%、心肺蘇生を実施しなかった場合は9.2%でした。
1ヵ月後の社会復帰をみても、一般市民によって心肺蘇生が実施された場合の復帰率は11.7%で、心肺蘇生が実施されなかった場合は4.7%でした。いかに救急隊到着までの間に救命処置が大切か分かります。
このうち1,103人にAEDが使用されていましたが、その1ヵ月後生存率はなんと54.0%(生存者596人)、社会復帰率は46.1%という結果でした。いかにAEDを使用することで生存率と社会復帰率が上がるかが一目瞭然です。地域密着を掲げる本院として、少しでも近隣の方々の力になれるよう設置させていただきました。