第59回 元気で長生き講座(2016年10月号)
~長時間透析も可能な在宅血液透析(HHD)は最高の血液浄化療法です~
今月10月1日(土)~2日(日)山梨県甲府市での本院より4演題もの多数の発表を予定している「第22回日本HDF研究会」に引き続き、10月22日(土)~23日(日)に「第19回在宅血液透析研究会」( http://web.apollon.nta.co.jp/jshhd19/ )が広島県広島市で開催されます。HHD(Home HemoDialysis)は長時間頻回透析の実施を行える非常に有用な透析方法であり、昨年東京で初の開催となりました長時間透析研究会においてもHHDの演題が数多く発表されております。
さらに来月北九州国際会議場で11月5日(土)~6日(日)の二日間にわたって「第12回長時間透析研究会」 ( http://www2.convention.co.jp/longhd12/ )が開催されます。昨年の大会事務局であった本院からも「三施設合同貧血関連因子と長時間透析の関係」と題した演題を応募致しましたところ、採択され見事シンポジウムでの発表演題に選ばれました! 来年(2017年)の第13回長時間透析研究会もなんと昨年に引き続き東京での開催となり、ご開業前に本院でも非常勤医師のお一人としてご勤務頂いておりました東京ネクスト内科・透析クリニック院長の陣内彦博先生が大会長を務めます。陣内先生のブログにHHDに関する「在宅血液透析は最高の血液浄化療法です。」と題した素晴らしい記事がありましたのでご紹介致します。
「在宅血液透析は最高の腎代替療法です。その最大なわけは透析回数の恩恵です。透析回数が週3回よりも多いことはほぼ健常者と近い状態が保持できます。本当に元気です。あとは薬の量のすくなさ、高血圧の改善、合併症の改善は大幅に違います。あとは自由な時間が増えることで、人生も大幅に変わります。楽しそうです。本院の患者様には医療関係者も多いです。医師、看護師、技師など。在宅血液透析はそれぐらいすごい治療なのです。介助者の問題、電気水道代で月2万ぐらいの負担、部屋の確保などが可能な方は是非お勧めしたいです。」
新たに長時間透析や在宅血液透析実施をお考えの方は是非菅沼やスタッフまでお申し出下さいませ。共に年一回開催されている在宅血液透析研究会及び長時間透析研究会は、患者様及びご家族も参加可能です! ご旅行を兼ねご参加を是非御検討下さい!