腎内科クリニック世田谷透析液
今年も日本消防会館で開催された第24回ハイパフォーマンス・メンブレン研究会に参加しました。
約600名の参加者があり盛況でした。
名誉会長は太田和夫東京女子医科大学名誉教授(東京女子医科大学腎臓病総合医療センター元所長)。
会長は斎藤明東海大学医学部腎内分泌代謝内科教授。
腎内科クリニック世田谷で使用中の現在唯一の全自動透析装置であるJMS社製全自動コンソールGC-110Nにおける逆濾過自動プライミングによる優れた透析膜の洗浄効果、腎内科クリニック世田谷でも多数の血液透析患者様に使用中の各種Ⅴ型ダイアライザー(中分子の尿毒素であるβ2ミクログロブリンの除去性能が最も高いダイアライザー)の臨床評価、透析膜の変更後糖尿病患者様における足の皮膚潰瘍が治癒した症例等の報告がございました。
生命予後(より長く生きられる事)を重視した最新のガイドラインにて、透析患者様の骨ミネラル代謝異常において、血液中の主要な検査値のうち 1.リン(P)、2.カルシウム(Ca)、3.副甲状腺ホルモン(PTH) の順に適正な低い値とすべきとされております。腎内科クリニック世田谷にて全員の血液透析患者様に使用中の最新透析液である無酢酸透析液(アセテートフリー透析液)カーボスターへの変更により透析における無機リンの除去量が増加したことが東京女子医科大学より報告されました。
これらの最新の報告にも基づき、腎内科クリニック世田谷では今後も
最新かつ最良の透析療法継続を目指します。何卒宜しくお願い申し上げます。
第24回ハイパフォーマンス・メンブレン研究会のプログラム・抄録集はこちらです。