巨大地震発生:本院は幸い被災ありませんでした
気象庁によると、昨日2015年5月30日土曜午後8時24分ごろ、震源地:小笠原諸島西方沖、震源の深さ:約590キロ、地震の規模:マグニチュード(M)8.5と推定される揺れが北海道から沖縄までの全都道府県で観測される地震がありました。小笠原諸島(東京都)の母島と、神奈川県二宮町で震度5強、埼玉県の春日部、鴻巣両市、宮代町も震度5弱、杉並区、世田谷区は震度3。今回長い揺れがありました。本院では準夜透析は月水金のみで実施中であるため、地震発生時本院で血液透析中の患者様は幸いお一人もいらっしゃいませんでした。
本日クリニックの一階透析機械室内の各2台のRO装置(逆浸透装置:透析用水を精製する装置)とセントラルユニット(多人数用透析液供給装置)、計4台の粉末型透析用剤溶解装置の液晶画面にて装置異常履歴で異常な警報は出ていないこと、RO装置とセントラルユニット内部の配管部分及び各装置回りの水漏れが無い事を確認しました。二階透析室内の各コンソール(透析用監視装置)51台全てで水漏れが無い事も確認しました。
又、夜間に行われる装置の自動洗浄も正常に稼働していました。以上より本院における問題、被災や異常は確認されず、日本透析医会災害時情報ネットワークへ下記を含む情報発信を行いましたのでご報告いたします。
又、今回の巨大地震のため首都圏で6000台に及ぶ多数のエレベーター(EV)が停止しました。2011年の東日本大震災の際には停止してしまった本院EVを含む2基の本院EVも通常通り稼働する事も確認致しました。
以上より、非常用自家発電装置も設置しております腎内科CL世田谷は明日月曜からも通常通りの維持血液透析治療実施を予定しておりますので、明日本院での外来維持血液透析実施予定の患者様におかれましても予定通りのご来院をお願い出来れば幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます(^^)/
東京都区部災害時透析医療ネットワーク事務局御中
当施設に於ける状況をご報告いたします。
1.透析状況 通常
2.被災状況 なし
3.物品状況 通常 破損等なし
4.透析要請 なし
5.人員応援要請 なし
6.通信状況 通常
7.その他 特になし