インフルエンザから身を守ろう!!
院長ブログ
東京都によりますと、都内では昨年12月19日~25日までのインフルエンザ患者報告数が「流行注意報基準」を超えており感染予防のためにより一層注意を払っていただくことが重要です。例年1月~2月頃に大流行するインフルエンザから身を守るためにも効果的な方法をいくつかご紹介いたします。院内での感染を予防するためにもご協力をお願いいたします。
☆流行前のワクチン接種
ワクチン接種後効果が出現するまでに2週間程度。ワクチンの効果として、感染予防はもちろんですが、万が一感染してしまった場合の重症化防止に有効と報告されております。
☆普段から気を付けること
- 休養とバランスの取れた食事は免疫力を保つ基本です。普段から偏りのない塩分以外の十分な食事を心がけ、十分に睡眠をとるよう心がけてください。
- 手洗い・うがいは体に付着したウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、感染予防の基本です。積極的に行っていただくようお願い致します。
- インフルエンザの症状があるなしに関わらず、マスクの着用をお願いします。また、特にご高齢の方や基礎疾患のある方、疲労気味、睡眠不足の方は、人込みや繁華街への外出は控えましょう。
- 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、感染しやすくなります。室内では加湿器などを使用して、適切な湿度(40~60%)を保ちましょう。
☆怪しいなと思ったら・・・
- 来院前にご自宅で体温を測ってからご来院下さい。もし3℃以上の発熱がある場合は、更衣室や透析室には入らず、受付事務スタッフに申し出てください。
- 送迎サービスをご利用の方は、3℃以上の発熱、嘔吐がある場合送迎車のご利用をご遠慮いただいております。ご家族による送迎もしくはタクシーのご利用をお願い申し上げます。
【マスクの正しい着用法】
インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。飛沫感染の予防としてマスクが一般的ですが、正しく装着しなければ効果は激減してしまいます。写真を参考にして正しくマスクを着用しましょう。